『カヤナイト』 藍晶石(らんしょうせき)

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藍晶石(らんしょうせき、kyanite、カヤナイト、カイヤナイト)は、鉱物の一種。組成はアルミニウムのケイ酸塩 (Al2SiO5)。比重 3.6。モース硬度 4〜7.5。三斜晶系。硬度の異方性が大きい鉱物。

同一化学組成では、他に多形として紅柱石と珪線石がある(同質異像の関係)。藍晶石は、高圧下で安定な結晶形である。

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『カーネリアン』 紅玉髄(べにぎょくずい)

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カーネリアン(carnelian)は鉱物の一種で、水晶やブラッドストーンと同じ種類の鉱物である。玉髄という鉱物の中で赤色や橙色をしており、網目模様がないものを指すため、紅玉髄(べにぎょくずい)ともいう。ちなみに、網目模様があるものを瑪瑙と呼ぶ。英語名は、ラテン語で「肉」を意味する carnis に由来するといわれている。

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モース硬度で 6.5 - 7。
比重は 2.61。
化学式は SiO2。
主な原産地はインド、ブラジル等。
ルビーと同じく7月の誕生石とされている。
石言葉は『勇気・友情』

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その他
インダス文明は、この鉱物を材料とするビーズを加工して繁栄をきわめたことで知られる。このように他の玉髄などの鉱物同様、工芸品や彫刻の材料やアクセサリー等にも使用されている。

カーネリアンはパワーストーンとしても有名で、活力を与える鉱石とされている。ナポレオンやマホメットもこれで印章を作らせている。

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『黒曜石』


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黒曜石(こくようせき、obsidian)は、火山岩の一種、及びそれを加工した宝石。岩石名としては黒曜岩(こくようがん)という[1]。本来は黒耀石(黒耀岩)と書くが、「耀」の字が常用漢字外であるため、慣用的に黒曜石(黒曜岩)と表記される。

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成分・種類
化学組成上は流紋岩(まれにデイサイト)で、石基はほぼガラス質で少量の斑晶を含むことがある。流紋岩質マグマが水中などの特殊な条件下で噴出することによってできると考えられている。同じくガラス質で丸い割れ目の多数あるものはパーライト(真珠岩)という。

黒曜石のモース硬度は 5。比重は 2.339 - 2.527。水を 1 - 2% 含む。

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性質・特徴
外見は黒く(茶色、また半透明の場合もある)ガラスとよく似た性質を持ち、割ると非常に鋭い破断面(貝殻状断口)を示すことから先史時代より世界各地でナイフや矢じり、槍の穂先などの石器として長く使用された。日本でも後期旧石器時代から使われていた。当時の黒曜石の産地は大きく3つに分かれており、その成分的な特徴から古代の交易ルートが推測できる。

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産出地
黒曜石は特定の場所でしかとれず、日本では約60ヶ所が産地として知られているが、良質な産地はさらに限られている。後期旧石器時代縄文時代の黒曜石の代表的産地としては北海道白滝村、長野県霧ヶ峰周辺や和田峠静岡県伊豆天城(上多賀や鍛冶屋)、神奈川県箱根(箱塚や畑宿)、東京都伊豆七島神津島・恩馳島、島根県隠岐島大分県姫島、佐賀県伊万里市腰岳、長崎県佐世保市周辺などの山地や島嶼が知られ、太平洋や日本海を丸木舟で渡って原石を求めたのであろう。

黒曜石が古くから石器の材料として、広域に流通していたことは考古学の成果でわかる。例えば、伊豆諸島神津島産出の黒曜石が、後期旧石器時代(紀元前2万年)の南関東の遺跡で発見されているほか、佐賀県腰岳産の黒曜石に至っては、対馬海峡の向こう朝鮮半島南部の櫛形文土器時代の遺跡でも出土している。また北海道では十勝地方も産地として非常に有名で、北海道では現在でも「十勝石」という呼び名が定着している。

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用途
石器素材として古いイメージを持つが、意外に現代でも実用に供されている。その切れ味の良さから、海外では眼球/心臓/神経等の手術でメスや剃刀として使われることがある。またメキシコのアステカ文明などでは人身御供の祭祀や、マカナという木で挟んだ剣として使用されていた。一説にはアステカが強大な軍事国家を作れたのは、この黒曜石の鉱脈を豊富に掌握していたからだともいう。

また、黒曜石を1000℃で加熱すると、含有された水分が発泡してパーライトとなる。白色粒状で軽石状で多孔質であることから、土壌改良剤などとして用いられる。

様々な色の混じった美しいものは、研磨されて装飾品や宝飾品として用いられている。

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『オパール』 蛋白石

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オパール(opal)は、鉱物の一種。和名は蛋白石(たんぱくせき)。色の美しいものは宝石として扱われ、10月の誕生石とされている。石言葉は希望、無邪気、潔白。特に日本で好まれている宝石で、乳白色の地に虹色の輝き(遊色効果)をもつものは中でも人気が高く「虹色石」とも呼ばれる。主な産地はオーストラリア、メキシコなど。

西洋語のオパールを指す語は、ギリシア語 opallios、または、そのラテン語化 opalus に起源を持つ。この語は、サンスクリット語で(宝)石を意味する upālā[s] という語との関係が指摘されている。

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特徴・性質
化学組成はSiO2・nH2Oで、成分中に10%ぐらいまでの水分を含む。モース硬度は、5 - 6。比重1.9 - 2.2。劈開性:なし。

潜晶質(隠微晶質)であり肉眼では非晶質のようにみえる。ブドウ状または鐘乳状の集合体や小球状のものとして産出される。

透明なものから、半透明・不透明なものまである。ガラス光沢・樹脂光沢をもつものは宝石として扱われ、無色のものから乳白色、褐色、黄色、緑色、青色と様々な色のものが存在する。まれに遊色効果を持つものも存在する。

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種類

プレシャス・オパールの指輪遊色効果をもつオパール石をプレシャス・オパール(precious opal)といい、特に珍重される。また地色によってブラック・オパール(黒蛋白石、Black Opal)、ファイアー・オパール(火蛋白石、Fire Opal)と区別される。ファイアー・オパールのファイアーとは斑を意味しPlay of ColorまたはPlaying Fireともいい遊色効果を意味する。また遊色効果が不十分なものは普通蛋白石(Common Opal)、水分が蒸発したものを透蛋白石(Hydrophane)という。堆積岩中に埋没した樹木の幹や動物の遺骸と交代したものがあり、樹と交代したものを木蛋白石(Wood Opal)という。研磨するときれいな木目がでることから珍重されている。

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玉滴石
岩石の表面に球状に付着して産出するものを、玉滴石(ぎょくてきせき、hyalite)という。紫外線を照射すると蛍光を発するものがある。


成因 [編集]
主に火成岩または堆積岩のすき間に、珪酸分を含んだ熱水が充填することでできる。そのほかにも、埋没した貝の貝殻や樹木などが珪酸分と交代することで生成されたり、温泉の沈殿物として生成されるなど、各種の産状がある。オーストラリアでは恐竜の化石がオパール化して発掘されたこともある。

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用途・加工法
カボション・カットでカットされ、ブローチや各種の装飾品に加工されている。

オパールは宝石の中で唯一水分を含むため、宝石店などでは保湿のため、水を入れた瓶やグラスを置くところもある。水分がなくなると濁ってヒビが入ることがあるためである。オパールの原石はカットされる前に充分天日で乾燥させなければならない。乾燥に耐えられたオパールだけをカットし指輪などの宝飾品に加工される。このようなオパールは普通に取り扱っている限りは特に問題がない。

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歴史
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紀元前250年にすでにローマの文献に見られるように古代オリエントでは秘石として、あるいはパワーストーンとして使用されていた。[要出典]オパールにはその豊かな特性が織り成す多くの伝説が語りつがれてきた。とくに特筆すべきは病いを癒す効果と未来を予見する能力を与えてくれるというものである。[要出典]ヨーロッパ中世においてはOFTALMIOS、すなわち眼病療法の異名をとり視力回復のパワーストーンとして知られるようになった。そしてオパールを所持する者は洞察力のある深い知識を有する人としてたたえられたといわれている[要出典]。

プリニウスは、『博物誌]』第37巻で、オパールについて言及している。

宮沢賢治は、彼の作品『貝の火』、『楢の木大学士の野宿』でオパールを取り上げて、その輝きについて描写している。

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メキシコオパール
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メキシコでは1200年ごろアステカ族により宗教儀式における装飾に使用されて ハミングバードの宝石 と呼ばれていた。この小鳥の羽毛がオパールの虹色の遊色を連想させるからである。メキシコオパールの鉱山の周辺ではハミングバードの飛翔がよく観察される。特に地色が赤、橙またはオレンジ色のメキシコオパールで遊色効果の優れたものをファイアーオパールと呼んでいる。16世紀にアステカ族の神殿で発見されたオパールのひとつはアステカ太陽神の名で世界的にも知られるところとなり1881年にシカゴの自然博物館に売却され保存されている。メキシコのハリスコ州は主要なオパールの産出地のひとつである。鉱脈はケレタロ州のTequisquiapan, Colon, ハリスコ州の Magdalena、El Cobano, Hostotipaquillo, Tequila, Antonio escobedo, San Cristobal de la Barranca にあり60年代の初期にオパールの採掘がはじめられた。ハリスコ州で行われた調査によると La Quemada, San Andres, San Simon, El Cobano,Magdalenaの5地区が形成する3000km²の長方形の地域にオパールの鉱脈がある。マグダレナ地区が他の地域に比較して著名なのは産出されるオパールの色の階調が変化に富んでいるということである。赤、青、オレンジ、緑の色調がすべてそろっているのである。ここで最も希少な石はopalo negro(black)であるが,オーストラリアのブラックオパールと決定的に違うのはopalo negro (現地でazabacheと呼称)はまったく透明であるということである。オパールは純粋性、透明性、色調、遊色、形状という多様な品質に分けられる。より優れた遊色と透明性と色調をもつオパールが高品質であることは言うを待たない。98種にランクづけられるとまで言われているほど多様である。オパールは光の入射角により色調と色の階調の幅が大きく変わる宝石のひとつである。オパールの重要な性質のひとつは熱による乾燥またはカットをされるときの激しい振動によりひきおこされる内部のミクロな断層またはcraquelacionである。水分をあたえるともとにもどるが1日から8日の間に再び同じ変質をこうむるのである。オパールはあたかも指紋のような石である:世界に同じ石は存在しないからである。

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ウォーターオパールの定義
ウォーターオパールと称されて市場に出回っているメキシコ産オパールがある。これは地色が無色透明に近いと確認されたメキシコオパールである。ウォーターオパールは地色が無色であるため、斑の弱いものは宝飾品に加工すると石そのものの存在感が薄くなる場合が多い。裸石(ルース)の状態ではそのようなことは気にならないため、裸石(ルース)収集家向きのオパールと言える。極上のウォーターオパールは文字通り水滴のように透明感のあるオパール石である。白い紙の上に置くとオパール石自体が極めて透明であたかも水滴を垂らしたようにみえるがこれを抜けの良いオパールまたは白メキと呼んでいる。ウォーターオパールの高品質とされる石はやはりファイアーすなわち斑の豊かな遊色効果のすぐれたものが珍重され特に赤、橙、黄、青、緑のピンファイアーまたはジュビア(lluvia)が出る石は極めて高価である。日本国内ではファイアーオパールよりも人気のあるオパール石である。

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ファイアーオパールの定義
ファイアーオパールのファイアー(Fire) とは遊色(Play Of Color)いわゆる斑を意味する言葉で Playing Fire(チラチラと揺れる炎)とも呼ぶ。したがって無遊色オパールはたとえ地色が赤橙系の色であれファイアーオパールとは定義できない。しかしながら市場では赤橙系の無遊色オパール がファイアーオパールと称され販売されている。この背景について解説する。80年代にこの無遊色の赤橙系のオパールがファセットカットされて ドイツの市場に出現した。その時のドイツ語商品名は Feueropal すなわちFire Opalである。この無遊色の赤橙系のオパールは現地メキシコでは Vidrio Rojo=Red Glass, 単に赤ガラスと呼んでいる。ドイツ人バイヤーも現地では Red Glassと呼びファイアーオパールとは呼ばない。 現地メキシコでは本来のファイアーオパールを Opalo de Fuego,すなわち炎(Fuego=Fire)のオパールと呼んでいる。オパール自体の客観的な属性を的確に反映した ネーミングといえる。赤ガラスはほとんどすべてのオパール鉱山で産出し以前は大変安価なオパールであったがヨーロッパ市場での需要拡大により 最近ではインドのバイヤーも参入している。日本市場でも赤い無遊色オパールがファイアーオパールとして販売されているがこのネーミングには 宝石業界の恣意性がかなり反映されているとみてよい。

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『ウレキサイト』 曹灰硼石

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ウレキサイト(ulexite)はホウ酸塩鉱物の一種で、和名は曹灰硼石(そうかいほうせき)。英名は、ドイツ人化学者 G.L. Ulex の名にちなむ。

組成はNaCaB5O6・5H2O。硬度は2.5。

アメリカ・カリフォルニア州などで産出し、塩湖が干上がったところで形成される。

透明な繊維状結晶が完全に平行に整列した集合体で、外見は不透明で白く見えるが、例えば絵の描いてある紙の上に乗せると結晶が光ファイバーの役割をして下の絵が結晶表面に浮き出したように見える。このことからテレビ石(TV rock または TV stone)とも呼ばれている。

キャッツアイ効果を持つものもある。

温水に溶けるので、取り扱いには注意が必要である。


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『インカローズ』 菱マンガン鉱 りょうまんがんこう


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マンガン鉱(りょうまんがんこう、rhodochrosite)は、鉱物の一種。組成は炭酸マンガン(MnCO3)であるが、方解石(CaCO3)、菱鉄鉱(FeCO3)との間では、固溶体を形成する。ピンクから赤褐色で、透明から半透明。劈開は完全。

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産出地
マンガン鉱山で、閃マンガン鉱(MnS)、あるいはばら輝石((Mn,Ca)5Si5O15)と伴って産出される。

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用途
マンガンの鉱石鉱物。

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性質・特徴
六方晶系。比重3.6。モース硬度3.5-4。 粒状、球状、葡萄状で産する。 屈折率は、ω1,816 ε1,597。


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『琥珀』



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琥珀またはコハク(こはく、英語: amber)とは、木の樹脂(ヤニ)が地中に埋没し、長い年月により固化した宝石である。半化石樹脂や半化石の琥珀は、コーパルという。 鉱物ではないが、硬度は鉱物に匹敵する。色は、黄色を帯びたあめ色のものが多い。

バルト海沿岸で多く産出するため、ヨーロッパでは古くから知られ、宝飾品として珍重されてきた。

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虫入り琥珀

「アリ入り」琥珀琥珀は樹脂が地中で固化してできるものであるため、石の内部に昆虫(ハエ、アブ、アリ、クモなど)や植物の葉などが混入していることがある。こうしたものを一般に「虫入り琥珀」と呼ぶ。 小説『ジュラシックパーク』では、架空の設定として、琥珀に閉じ込められた蚊から恐竜の血液を採取し、その中に含まれているDNAから恐竜を蘇らせている。

なお、市販の「虫入り琥珀」については、コーパルなどを溶解させ現生の昆虫の死骸などを封入した、いわば「人造虫入り琥珀」である場合があるので、注意が必要である。

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琥珀の利用

2003年に再建された、サンクトペテルスブルク・エカテリーナ宮殿の「琥珀の間」ネックレス、ペンダント、ネクタイピンなどの装身具に利用されることが多い。 また、バイオリンの弓の高級なものでは、フロッグと呼ばれる部品に用いられることがある。

その他の利用法として、漢方医学で用いられることがあったという。 南北朝時代の医学者陶弘景は、著書『名医別録』の中で、琥珀の効能について「一に去驚定神、二に活血散淤、三に利尿通淋」と著している。

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産地
主な産地はポーランド共和国のポモージェ県と西ポモージェ県とヴァルミア=マズールィ県で、ポーランド共和国だけで世界の琥珀の90%を産出し、そのほかでもロシア連邦カリーニングラード州、リトアニア共和国ラトビア共和国など大半がバルト海沿岸地域である。

日本国内では、岩手県久慈市近辺で産出される。

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琥珀色 アンバー

琥珀のような色、すなわち、透明感のある黄褐色や、黄色よりの橙色を、琥珀色、または英語にならってアンバーと呼ぶ。 たとえば、ウイスキーの色あいをやや詩情を込めて述べるとき、この言葉を使うことがある。 また自動車関連で、方向指示器などの色は一般に「アンバー」と呼ばれる。
しかし、色の分類上にある琥珀色とアンバーは別の色であり、琥珀色という色は琥珀と言うよりも褐色に近い。

また、純色のうち、黄色と橙色の間にあたる、右のような色を amber と呼ぶことがある。

なお、JIS慣用色名の中の「アンバー」や、「バーント・アンバー」「ロー・アンバー」というときの「アンバー」は、土から作る顔料の umber(アンバー (顔料))に由来する色である。混同しないように注意を要する。

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その他
西欧語において「電気」を意味する語彙(英語: electricity など)は、古典ギリシア語で琥珀を意味する ήλεκτρον(Ēlektron)から作出された。擦ると静電気を生ずることからの謂である。

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